●●のユキトはある日、堤防沿いの川辺の道で小さな流木を見つけた。
雑草に紛れ、どこかからたどり着いたように落ちていた。
まだ道の途中と話しているように思えた。
きっとここからずっと上流の折れた木の欠片か何かが川の水で流され形を変え、嵐か何かでこんなところに辿りついたのだろうと思った。
ユキトはポケットにあったクッキーを一つ食べる。
空を見上げると、薄い水色の晴れた青空に、千切れたわたがしのような雲が少数浮かんでいる。
午後からは同級生たちとサッカーをする予定だった。
腕時計を見ると午前11時半にもうすぐさしかかろうとしている。
場所は自宅近くにある公園。
早めに戻らなくてはならない。
ふと・・・。
意味はなかった。
ユキトは流木を持ち上げ、川のそばへ。
小説。
約900字。
7ページ。
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